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きもの・帯の文様 風景の文様

風景の文様
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風景文様のきものは、洛中洛外図屏風をヒントにして生まれたという説があります。自然と人が共存する風景文様は、現代にこそふさわしいかも…。

江戸解[えどとき]

洛中洛外図を思わせる「御所解」に対して、江戸の風景をモチーフにしたかと思わせるのが「江戸解」です。「江戸解」は干網・波・千鳥・松・茶屋などが描かれることが多いです。幕末、外国人が江戸湾から見た江戸は、広大な海浜庭園のようだったとか。

茶屋辻[ちゃやつじ]

江戸時代、夏、御殿女中が着た代表的なものが「茶屋辻」と呼ばれる、麻の藍染めの総文様のきものでした。山や川、茶屋、草花などが精緻に染め上げられた、涼感のある贅沢なきものだったようです。今はその文様を茶屋辻といい、絽などにも使います。