きものには「染めのきもの」と「織りのきもの」があり、また「格」があります。
ここでは、代表的な6種類のきものを格や用途を目安として紹介。
紋の種類や数、きものの柄や合わせる帯、小物などによっては例外もあります。
留袖[とめそで] 最も格の高いきもの。紋の数で用途が変わる
- 第一礼装(礼装)
- 人生の中の通過儀礼としての用途に(結婚式など)
- 帯は喜びが重なるという意味から「袋帯」を結ぶ
[黒留袖]
既婚女性の祝儀用で、五つ紋が入っている。
[色留袖]
紋付き、裾模様が特徴。
既未婚を問わず着ることができる。
本来は白羽二重のきもの(下着)を重ねて着るもの。
最近では、比翼仕立て(衿や裾、袖を二枚重ねて着ているように見える仕立て)が一般的である。
訪問着[ほうもんぎ] ひと続きの華やかな絵羽模様が特徴
※紬地もあります
- 第二礼装(略礼装)
- 晴れやかな場所でのおよばれに
- 袋帯を結ぶ
肩から胸、袖を通り裾まで
ひと続きになった絵羽模様が特徴。
白生地を仮仕立てしたものに絵をつけている。
付け下げ[つけさげ] 柄がすべて上向きになっている
- 第二礼装(略礼装)
- 晴れやかな場所のおよばれに
- 袋帯を結ぶ
訪問着と同格。
反物のまま柄がすべて上向きになるように
染めるのが特徴
色無地[いろむじ] 一色無地の染めのきもの
- 紋をつければ第二礼装(略礼装)
なければおしゃれ着(外出用) - 紋があれば袋帯、なければ名古屋帯も結べる
紋をつければ訪問着とほぼ同格で組み合わせる
帯や小物によって、明るめの色のものは慶事、
暗めは弔事用になる。
小紋[こもん] おしゃれ着の代表格
- しゃれ着(外出着)
- 普段着、街着として
- 袋帯(柄や素材による)、名古屋帯、半幅帯
気軽なおしゃれ着として楽しめ、
多彩な着こなしが楽しめる。
江戸小紋などは、格が高いとされる。
紬[つむぎ] しっかりとした質感通が好む魅力が豊富
- しゃれ着(外出着)
- 普段着、街着に
- 袋帯(柄や素材による)、名古屋帯、半幅帯
素朴で温かみのある生地。
高価な結城紬や大島紬などもあり、奥が深い。








