日本の美しさを、静かに、誠実に、手でつくりだす人たちがいます。
長い時間をかけ、技を磨き、想いを重ねながら生み出されるきものや帯たち。
その背景にある物語や価値を、もっと身近に。
つくり手の想いを、着る人の喜びへ。
私たちは、その架け橋でありたいと考えています。
日本和装の無料着付け教室は、おかげさまで40 周年を迎えました。
なぜ、ずっと受講料をいただかないのか。
それは、一人でも多くの方にきものの素晴らしさを知っていただくことが、
日本の文化を守り、次の世代へつなぐことになると信じているからです。
私たちが大切にしてきたのは、きものを「難しいも
の」から「楽しいもの」へ変えること。
着付けの技術だけでなく、産地の方々から直接学び、その価値に触れる機会をつくること。
価値がわかると、きものはもっと楽しくなります。楽しくなると、もっと着て出かけたくなります。
そんな笑顔の連鎖を、私たちはこれからも生み出していきたいと考えています。
一枚のきものができあがるまでには、気の遠くなるような手間暇がかかっています。
染め、織り、刺繍……
それぞれの工程を守り続ける職人さんたちの支えは、
「 自分の作ったものを、喜んで着てくれる人がいる」という実感です。
だからこそ日本和装では、職人さんの技を間近で見たり、
直接お話ししたりする場を大切にしています。
つくる人の誇りと、着る人のときめき。
その二つが直接出会い、想いが通じ合うこと。
そのあたたかな循環こそが、日本の伝統を未来へつなぐ、
いちばんの力になると信じています。
日本和装の40 周年ロゴにある「5 本の水引き」。
これには、日本で古くから大切にされてきた「縁を結ぶ」という意味と、
「 五方(ごほう)良し」という私たちの思いが込められています。
「お客様、つくり手、お取引先、株主、そして社員」 関わるみんなが、
ともに豊かになれる関係を築くこと。
生産者の想いを大切にしながら、お客様の立場で考え続けること。
社会に貢献し、雇用を守り、働く人の夢を形にしていくこと。
それが、私たちの変わらぬ願いです。
きものを、未来へ。
日本和装は、これからも一歩ずつ進んでいきます。